3.14.2011

3日目

地震があった当日は、「死」を感じた。
作業していた場所は7階建てのビルだったんだけど、壁はひび割れるし、床は沈むしで本気で死ぬんじゃないかと焦った。

建物が倒壊の危険があったから、外に出たんだけど、ビルに囲まれていて安心できる避難場所なんかない。

地震の怖さを知らない人が多く、けらっけらしている人もいた。これはこれで仕方ないことだろう。やはり人間経験しないとものの怖さはわからんもんだ。

金曜夜は、プロジェクトルームで過ごし、電車が動き出すのを待って帰宅。ほとんどの人が電車を待たずに歩いて帰っていた。あの六本木の夜の光景は忘れないだろう。

土日は、家にこもってすごす。

そして今日。地震が起きてから3日目。計画停電の影響で朝から東京は大混乱。
東電が非難の的になるのは分かるけど、東電だって初めてのことだし。

少しづつみんなが我慢して乗り切らんと。
文句言ったってどうしようもない。

それぞれの立場におかれている人間、みんな必死こいてやってるんだしさ。

こんな状況なので、今日は3時退社。
こういう時のうちの会社の自由さというか柔軟さは好きだ。

今週一週間は縮退運転。
これまでほとんど休みなしで働いてきたから、少し休もうと思う。
 

2 件のコメント:

  1. お疲れさま!無事でなによりです。

    今日、うちの会社は半分くらいしか出社できてなかった。電車も押し合い圧し合いで皆余裕がなさそうだったな。

    それにしても家が簡単に流される映像を見ると涙が出るよ。毎日の生活はこんなに先進的なのにこんなとき何も出来ないのは本当にもどかしいね。

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  2. お疲れ様。
    そっちも大変そう。皆余裕ないよね。

    合宿で行った東松島の野蒜でもたくさんの人が亡くなったっていうし、いつどこで自分の身がどうなるかホント分からんわ。

    もどかしい気持ちは一緒だけど、我々は小さな援助を精一杯するしかないな。タイムリーな話題としては節電とかね。

    我々は、自然に対しては本当に無力だけど、その自然との上手な付き合い方は、素晴らしい環境かつ親父に囲まれて育った浅井が一番よくしているんでねーか。

    ということで、コメント書きながら新潟に帰りたくなりましたとさ。

    明日からまたがんばろっさ。

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