2011年1月20日木曜日。14時。
うちのじいちゃんが亡くなった。
じいちゃんの具合が悪いから帰って来いという親父の連絡を受けて、すぐに地元に帰った。会社の人は快く送ってくれた。
途中大雪で電車が遅れ、到着が遅くなったけど、なんとか病室に着くことができた。
着いて数時間後に、じいちゃんは息を引き取った。
はっきりと最後に話をしたのは、今年の正月。
彼女も連れて行った。
最後の最後まで、家のこと、家族のこと、畑、田んぼのことを考えていた。
それはそれは、壮大な葬式だった。
村の人がみんな集まった。
じいちゃんの看病で家を空けていた間、雪かきや家の掃除などなど、みんな村の人、親戚が手伝ってやってくれていた。
お坊さんも、こんなにもみんなに惜しまれつつ逝った人は今まで見た事がないと言っていた。周りをなだめるお坊さんでさえも、涙ぐんでしまうその人となり。
これも、じいちゃんの人徳、そして蓬平という集落に住んでいる村人の温かさだろう。
もっともっと、じいちゃんとお酒を飲みながら話したかった。
僕がここまでやってこれているのも、全てじぃちゃんがいたからだと思う。
じいちゃんがこの世に生まれ、必死で働いて生きてきたから、親父が生まれ、育ち、そして僕が生まれた。
じいちゃんのようにはなれんけど、それでも立派な人間になりたい。
見守っていて下さい。
もっともっと書きたい思いがたくさんあるけど、これはブログとは別の日記に書こう。
じさ。ゆっくり休んでくれ。